親知らずは、20歳前後で生えることの多い歯です。奥歯のさらに奥に生えるため磨きにくく、歯垢がたまって歯周病を発症したり、むし歯になったりする可能性があります。そのような場合は、抜歯を選択します。 一方、正常に生え、きちんとブラッシングができていれば、抜く必要はありません。また、悪くなりそうな歯がほかにある場合は、親知らずを“移植”に使うことができるため、あえて残すこともあります。
患者さまにとってインプラントがよりよい治療であるかどうかは、お口の状態によって異なります。入れ歯やブリッジの方が適していることもあるため、お口全体を総合的に診断して、口腔機能を取り戻すためによりよい方法を考え、提案します。
メリット
デメリット
インプラント手術は、普段の診療室ではなく、清潔な環境を保ったオペ室で行います。使用する器具類はすべて滅菌処理を施し、感染防止対策を徹底。完全滅菌のドレープを患者さまのお顔にかけ、清潔を確保しています。
インプラント治療では、インプラント体と呼ばれる人工歯根を欠損のある場所に埋入します。そのため、CTによる精密検査で血管や神経、骨幅などを確認。3Dで解析したデータをもとに、コンピュータでシミュレーションを行い、埋入の位置や角度、深さを正確に割り出します。
使用するインプラントは、スイスの老舗メーカーのストローマン社製です。歴史のあるインプラント企業で臨床経験も豊富にあり、さまざまな国で使用されています。早期に骨との結合が期待でき、患者さまの負担も軽減します。
担当するのは、日本口腔インプラント学会専修医です。高い専門性を維持するため、自己研鑽を続け、学会参加などを通して新しい情報や技術に触れています。安心しておまかせください。
1カウンセリング
治療のメリットやデメリット、手術内容などをわかりやすく丁寧に説明。不明点があればご遠慮なくお尋ねください。
2診査診断
CT で精密に検査して、神経や血管の位置、骨の状態などを確認します。コンピュータでシミュレーションを行い、綿密な治療計画を立てます。
3寿命を失った歯の抜歯
歯周病や歯根の破折などで寿命を失った歯がある場合は、抜歯します。抜歯後、歯ぐきや骨の回復を待つため、3カ月以上時間をおきます。
4インプラント体埋入手術
欠損歯のところにインプラント体を埋入します。手術はこの1回のみです。
5抜糸
手術から1週間~10日程度経過したら、抜糸を行います。仮歯をつくるために型をとり、インプラント体が骨と結合するまで1カ月半~2カ月おきます。
6仮歯の設置
仮歯を入れます。かみ合わせなどの確認のため、1カ月ほど様子をみます。問題がなければ、被せ物を作製します。
7治療終了
仮歯を入れます。被せ物が完成したら取り付けて、治療は終了です。その後はメンテナンスに移行します。
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